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]]>和菓子まめいちさんにて
ミニブーケ、シュールコケリウムの販売をさせていただきました。
シュールコケリウムの中には
顔や足、手などのシュールなミニチュアオブジェが入っていて
私が『このコケと顔にはこの言葉だ!』と
独断で選んだ「フリードリヒ・ニーチェ」の格言がついています。
落ち着かないときやイライラしているときに
ニーチェの言葉を読むと頭がすっきりして
ココロが平静に保てるように感じます。
私は”言葉はそれが必要な人に届く”と考えているので、
お客様のコケリウムをお包みしながら
「どんな格言が入っているんだろう…」と知りたくて
しょうがありませんでした。
後ほど購入されたお客様より、
「私のは『必要な鈍さ』でした。ココロにしみました」と
コメントをいただきました。
教えてくださってありがとうございます 笑
またなにか
ちょっと楽しくて元気になるもの
考えたいと思います。
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『一日の終わりに反省しない』
『最短の道は現実が教えてくれる』
『求めるものはここにある』
‘’ニーチェのことば‘’
今週末、9日(土曜)と10日(日曜)の2日間
本町の「和菓子まめいち」さんにてお目にかかります。
ミニブーケなどもご用意させていただきます。
花束、アレンジのご注文もお受けします。
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幹の造けいが面白いので、乾燥させて使おうと
アトリエの隅っこに置いていたら
小さな葉が生えていました。
さすが砂漠を生き抜く植物。たくましい。
以前友人の庭で「ひいおじいさんの代から大事にしてきた梅を折ってしまって」と
折れた梅の古木をいただいたことがありますが
何日か後に、中が空洞の幹から咲かせる死に花はとても印象的でした。
『ひこばえ』とは切り株などに生える小さな若芽のことをいいます。
この『ひこばえ』が成長して、雑木林となることを萌芽更新といいます。
古い樹木を切ることで、そこに光が差し、
辺りに落ちていた種が発芽し、
休眠していた草花も芽吹き始めます。
新しく若返った雑木林になるのです。
反対のことばが必ずあるように
(ちなみに「死に花を咲かせる」の反対語は「生き恥をさらす」です。
死に花というとギョッとするかもしれませんが、美しい日本語です。)
悪いことの後には良いことがおとずれます。
植物が日々変化する様子を見ていると、
気持ちが前向きになります。
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先日、転勤になる方への贈り物を頼まれました。
「黄色メインで」とのオーダーでしたので
子供のころ、家に飾ってあったヒマワリの絵を思い出し
「黄色の花の中を歩いたらうきうきするな♪」なんて考えながら作りました。
時間ができて
普段何気なく通り過ぎていたモノへ目が行くようになり
この先のことを考えるより
いま作れるものを作ろうと。
家のなかで寛げる空間に飾るもの
そんなオブジェを作りたいと思います。
仕上がった作品はブログまたはInstagramにて
どなたかへお譲りしたいと考えています。
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友人に会うことになったので
「なにか良いお土産はないかな?」と立ち寄った道の駅で
季節外れの「ほおずき」に会いました。
子供のころ種を抜こうとしたけど
一度も上手に種を抜いたことはないなぁ…
なんて思いながら
容器に整然と並べられて
他の野菜と一線を画すほおずきをじっと見ていると
「安くするよ」とお店の人に声を掛けられ
淡く明るい山吹色のきれいな殻をしばらく眺めて
大事に向いて実を食べました。
味は、甘酸っぱいけどちょっとナッツのような味もする
今まで感じたことのない味覚でした。
良いものを食べると
自分もちょっと良くなるような
そんな気分になって、
今日は小さな贅沢を味わいました。
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山形の啓翁桜を生けてきました。
この啓翁桜は
山形の生産農家の方が
毎年神社へ復興祈願をされてから石巻へ届けられています。
通った方の心に留まるものとなりますように。
桜は23日まで飾られます。
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利府 青山に3月1日オープンの
「なのはな歯科」様 植栽を担当させていただきました。
ウィンドウ付近には目隠しとして主に常緑樹を植え
入口の近くは落葉樹や色を楽しむ植物を植え
夏は日差しを遮り
冬は陽の暖かさが感じられるように配置しました。
桂の葉は、
夏は風を受けてきらきらと輝き
秋にはその葉を落とし
メープルシロップのような甘い香りを漂わせます。
冬は宿根草。
美しく冬枯れた、その景色も楽しめるよう
ところどころに しのばせました。
実を結ぶ植物も、背の高いものから低いものまで
何種類か植えています。
近くに住む いろいろな鳥が遊びに来てくれることを願って。
大好きな お気に入りの植物をたくさん植えて
私の大切な場所となりました。
まだ苗の植物が1年後、大きくなって
どんな様子になるのか
これからが楽しみです。
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初めて「ヒマラヤユキノシタ」を意識したのは
ドイツで最初の国家試験(フローリストの試験)を受けるとき。
季節は2月。花屋に入ってくる花は代り映えがなく(…のように感じ…)
外の景色も雪景色で、
寄せ植えのイメージがまったく入ってこず考えあぐねていたとき、
知り合いのマイスターに早朝の国立公園に連れていかれました。
そこで冬枯れた美しい植物を見て
それまでの凝り固まった概念が払拭され
見るもの、手にするものひとつひとつが別なもののように感じました。
マイスターが「どうしても見せたい」と、とあるアパートの庭に入って
雪を掘りはじめました。
「この辺にあったんだけど…」と
3か所めで見つけたのは
破裂しそうなくらい真っ赤になった
“ヒマラヤユキノシタ”でした。
30?ほども掘った雪の下に
破れも解けもせず、そのままの形で
真っ赤になった葉をみたときは
ドキッとするような 鮮烈な
今でもその色を覚えてる
それからでしょうか…季節によって変化する植物が気になりだしたのは。
そのアパートの持ち主のおばあさんに怒られたけど
「マイスター試験の準備で…」と謝ったら
がんばってね と何枚かくださいました。
今でもどこか道を通った時に
ヒマラヤユキノシタを見ると
なぜか ココロが暖かくなるのです。
Bergenia cordifolia 'Winter Glow'
来週の植栽に連れてゆきます
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それと一緒に
鈴付きの大きなアンティーク調のピンや
自分では見つけられないような文具など
送ってくれます。
今回は コルビュジェの本
古本屋さんでみつけたとのこと。
兄はいつもいろんな本を上手に見つける。
昨年、国立西洋美術館へコルビュジェの展示を見に行きましたが
そのとき私が知りたいところのものではなかったため
少し気落ちしました。
この本を読んでみて
彼の構想は壮大で
一度の展示ですべて表すのはかなわないことなのだな と改めて思いました。
昨年からもやもやしていたことが
彼の言葉ですっきりと ハレヤカに。
「友人たちに対する(これは師に対するということでもある)戦いは、
彼らの無知に対する戦いになるでしょう。
私が何を知っているかというつもりはありません。自分が知らないことを知っているからなのです」
「一段進むごとに困難は増していくが、それでも私は幸福であり、
日々この仕事に専念できる喜びで満たされている。
そして、あまりにもわずかな人しかこの喜びの泉の存在を認めようとせず、
たどり着くことのない偽りの楽園を別のところで頑迷に探し続けているのをみると、じつに苛立たしい。」
「人間は自然から生まれた。自然の法則によってかたちづくられている。
もし人間がこのことを正しく認識し、絶え間ない動きのなかで自らをそれらの法則と調和させるなら、
人間にとって有益な、調和に対する感覚を自らつくりだすことができる。
人間は自然の法則以外のいかなるものも、使うことはできない。
その精神を認識し、宇宙的なものから人間的なものを創造する必要がある。
…自然はその本質において数学にほかならない。
しかし、われわれの目にみえるのはしばしば錯綜とした諸現象の戯れに過ぎない。
自分自身を救い、快適さと力を授けるような肯定的な環境を獲得するために、
人間は自らの精神の表明でもあるシステムに、自然の法則を投影した。
それは幾何学である。」
久しぶりにわくわくした本に出合えました。
そしてコーヒーと一緒にもう一冊
中は真っ黒い紙
そこに白いペンで書くのが気持ちいい
「何を描こうかな?」と考えていましたが、
昨日から使い始めました。
新しい構想用ノートです。
何を描いているかは まだ秘密です
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hydnophytum puffii(ヒドノフィツム・パフィ)
アリ植物(Ant Plant)と呼ばれ、
塊茎の中に細かい穴が空いて迷路上になっていて、
アリと共存共栄出来るよう進化した植物です。
そんな珍しい植物と知らなくても
繊細で美しい葉は魅力的です。
すくすくと育っています。
実の中に種が2個入っていて
上手に手をかければ発芽するというので、
今そちらも見守っています。
部屋に来た友人たちがみな気に入っていたので、
上手く目が出たら差しあげましょう。。
さて、バレンタインも近いので
先日お手伝いいただいたアシスタントさん方々へ
こんな和菓子を特別オーダーしました。
眺めてるだけでにっこりとしてしまうような
そんな和菓子。
中もそれぞれ違います。
こちらの和菓子
私は食べることができないので、
お店に出ていた別のものをおひとついただいて来ました。
お味とても良い。
ゆっくりと優しく、
カラダを元気にしてくれます。
作ってくれて ありがとう。
皆 笑顔になりますように。
happy Valentine
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「モノクロームの庭」
植物を白と黒で表現したことについて
何人かの方から なぜ? と質問されました。
それについて、私自身の考えは
「植物の美しさは色だけではない」ということです。
花びらの透明感や、自然にできたヒダ
普段感じることのない花脈。
無彩色の中に浮き立つそういった線が
植物が懸命に生を全うしようとしている証なのです。
植物を擬人化するつもりはありませんが
花が生きる姿をみると
私は感動して、自分が小さな生き物のように感じます。
自分をがんじがらめにしていた様々な問題が
ささいなことのように感じるのです。
華やかな色とりどりの世界で
黒と白の表現をすることについて
批判的な意見を受けることになるかもしれないと
最初はそう考えました。
でも、会場で聞こえてきたのは
「この作品を見るために3日間通ったよ」
「一番のお気に入り」
などといったお言葉でした。
「花脈」について一所懸命語ってくれたおじいちゃん
バタバタしてて、ちゃんと話をきけなくてごめんなさい。
どうも ありがとう。
ご来場いたきましたお客様に、心より感謝いたします。
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本日より、夢メッセみやぎにて
「花と緑のココロ博」始まりました。
展示ブースの製作依頼をいただき
今回、花の色が徐々に変化するオブジェを制作しました。
白の世界から黒の世界へ。
花の色ではなく、「花の中身」を見せる展示を考え
水や栄養が、どのように植物へ浸透していくかがわかるオブジェです。
維管束を通り、黒い色素が花脈を染めていきます。
一度、花の水を抜いてから色をつけてゆくのですが
種類によって水の抜き方が変わるので
この1週間はほぼ眠れませんでした。
ある朝アトリエに来て
きれいに染まった花を見たときは
感動したものです。
植物にはいつも新しい世界を魅せられます。
「もっと精進しなさいー…」と囁かれているようです。
最終日にはどんな色に染まっているのでしょう。
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エントランスには様々な植物に関する本があります。
センターの方が制作した冊子などもあり、
小難しい植物学が、直に自然に携わっている人の伝える柔らかくて深みのある表現となっていて、
しばらく読み耽りました。
その日は雪がちらついていて
朝から外で作業をしていたため身体が冷え切っていたのですが、センターの方がストーブをつけてくださったり、「あちらの部屋は日が当たって暖かいですよ」と何かと気を使ってくださいました。
「まだ何冊かあるから」とこちらの冊子を頂きました。
およそ20年前に作られたものですが
今も読み応えがあります。
ネットでは感じられないワクワク感があります。
昨年、こちらの管理センターのワークショップに参加し、和紙作りの体験をしました。
とても楽しかったので、
今週末、夢メッセで開かれます「花と緑のココロ博」にて開きますワークショップは
お花を閉じ込めた和紙を作ります。
どんなものが出来るか、楽しみです。
春の装飾に入りました。
今日は朝から雪が降り
春と呼ぶには早いけれど
パッとしたあざやかな色を求めてしまうのは
日差しを待ちわびているのかな など思います。
春を気づかせてくれるもの
感じさせてくれるもの
を考えて
蝶を装飾の一部に取り入れました。
ユーカリ、スターチス、ドラセナ、柳 など生けて
春の里山を店舗内に作りました。
フレッシュなグリーンの香りの中
黄色の蝶が心地よさそうです。
さて 今月末、31日~2月2日は
夢メッセみやぎにて開かれる「花と緑のココロ博」にて
「時間と共に花の色が変化していくオブジェ」の展示と
「プリザーブドフラワーをつめこんだ手作り和紙」のワークショップを開きます。
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